昨年12月31日の夜、大晦日恒例のNHKの紅白歌合戦。清新派の女性シンガーソングライター・植村花菜の「トイレの神様」は、再び多くのファンの心をつかみ、日本列島全体が感動で包まれた。この歌は「情緒派」、普通の家庭の日常生活を語り、女性主人公の清潔なトイレのいくつかの場面を段階的に描いている。先ごろ、雑誌「東京ウォーカー」はこの「トイレブーム」を受け、「清潔なトイレ」をテーマにアンケートを実施。その結果、いつもトイレをきれいにしている人とそうでない人とでは、収入になんと約90万円の差があることが分かった。実に驚かされる。
調査の対象は20-39歳の男女、計490人。日本の風水説でも、同様に「トイレがきれいな人は金運がいい」と言われる。これを検証しようと、同誌は実際に調査した際、対象者を「きれい派」245人、「いいかげん派」245人の2つの派に分類して質問した。
問題の第1は、「自分の金運はいい方だと思うか」で、「きれい派」では42%が申し分ないと回答、「いいかげん派」ではわずか22%。
問題の第2は、年収に関するもので、差は比較的顕著だった。「きれい派」の平均年収は261万円、一方、「いいかげん派」は237万円と、両者の差は24万円だった。
問題の第3の家庭の総収入では、天と地の差のあることが分かった。「きれい派」は542万円で、なんと「いいかげん派」の454万円に比べ90万円も多い。
その後、同誌はなぜこうした結果になったかについて継続調査を実施した。先ず、「きれい派」と「いいかげん派」の性格面の差を調べてみたところ、前者は仕事や生活でより筋道を通し、計画性があり、付き合いを好み、交際範囲が広い。33歳の主婦は「トイレがきれいだと、友人に家に来てほしいと思うようになり、付き合いのチャンスも増えて、自分も非常に楽しくなる」と話す。また、「きれいなトイレ」は「神の福が舞い込む」と考えている人が多いことも分かった。(日本新華僑報網より)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月16日