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写真は観光客が携帯で撮影した渋谷駅前の忠犬ハチ公の銅像
AP通信によると、10年の歳月を費やし、科学研究チームの調査により、あの主人が亡くなっても駅前で待ち続けた忠犬ハチ公の新たな死因が明らかになった。ハチ公の死因はがんと寄生虫であり、焼き鳥の竹串が胃に傷をつけたことは原因ではなかった。
秋田犬のハチはずっと、渋谷の駅前で大学教授である主人の帰りを待つことを日課にしていた。教授の死後も、ハチはずっと、死ぬまでの10年間、同じ場所で待ち続けた。
ハチの忠誠心は東京の人々に大きな感動を与え、駅には「ハチ公」の銅像が立てられ、今では、有名な待ち合わせ場所になっている。ハチは子どもたちの童話の主人公としても親しまれてきた。