東北大震災発生後、ミニブログは情報伝達、身内探しのための新たなツールとなった。参議院議員で日本改革新党幹事長の荒井広幸氏は16日午後、ミニブログ新浪微博にアカウントを開設し、現地の被災状況関連情報を提供していることを明らかにした。人民網などが伝えた。
荒井氏は新浪微博を実名で開設しており、13日午後4時過きに投稿した最初のメッセージでは、「中国の友人たちよ、大震災への心配と援助をありがとうございます。中国国際救援隊の来日を熱烈歓迎します。私のふるさと、福島で昨日、原子力発電所の1号機が水素爆発を起こし、20数人が被ばくしました。1号機は救援隊の努力により、安定に向かっていますが、問題は3号機にあります」と語った。その後すぐに、中国人による被災地の支援方法についても説明した。
現時点で、荒井氏は連続20件以上のブログを発表、中国人の心配や援助の申し出に感謝するだけではなく、政府から発表されたニュースの発表や福島原発事故に関する質問への回答も行っている。
新浪微博の統計データによると、東北関東大地震発生後4時間以内に、同ミニブログでは地震関連ブログが約450万件発表され、うち日本のブログによるものが30万件あった。また、身内探し関連のブログが30万件、知人友人の安否情報関連が100件以上に上った。新浪微博で今までに発表された震災関連ブログは約2千万件、うち110万件以上は日本人ユーザによるものだった。
「人民網日本語版」2011年3月18日