「日本新華僑報」13日の記事によると、4月10日、東京都知事選で4回目の当選を決めた石原慎太郎知事は、「東京は2020年の夏季オリンピックの招致を申請する」と強調した。石原氏は「東京都民が2020年までの9年間、あきらめずに希望を持ち続ければ、日本の復興と再建の大きなエネルギーになる」と語る。
「五輪招致」が日本の復興を勇気付けるのか。石原氏が力強い主張は世間に大きな波紋を広げた。
1964年、東京は第18回夏季オリンピックの開催に成功した。日本はアジアで初めてオリンピックを挙行した国となった。そして、1970年の大阪万博、1972年の札幌冬季オリンピックが成功し、日本経済は成長の波に乗っていた。
しかし、時が経つにつれ、日本の姿は変わってしまった。長年にわたる不景気と未曾有夕の大震災、「五輪招致」と「五輪開催」によって、日本が再びパワーを取り戻し、復興が促進されるという考えは、にわかには信じがたい。
まず、東京の「五輪招致」に対して、国民はそれほど熱意を持っていない。