福島原発事故発生後、ある中国の女性が日本社会から注目を浴びた。横浜中華街の甘栗店で働く27歳の女性で、昨年10月に日本の雑誌で紹介されたこともある看板娘である。しかし、原発事故発生後、この女性は突然帰国し、中華街から姿を消してしまった。聞くところによると、この女性が働いていた店は「愛群」である。
この女性は原発事故の影響を心配して実家のある河南省に帰ったそうだ。ネット上で「甘栗店の中国女性はいつ帰ってくるの?」と呼びかけてみたところ、日本のネットで大反響を呼び、一時、日本社会でホットな話題となった。
日本の一部の大学では原発事故により、始業が1カ月延期された。しかし、5月の入学式になっても、多くの中国人留学生が日本に帰ってきていない。駐日中国大使館によると、少なくとも5000人の留学生が未だ中国におり、いつ日本に戻るかは分からないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月3日