「中国通」日本人が見る中国の姿

「中国通」日本人が見る中国の姿。 「中国で最も人気のある日本人」と言われている加藤嘉一さんが、自身の中国での8年間にわたる生活での経験や感じた事を綴った『中国のロジック』。そこでは、第三者と言う中立的な立場で見た中国の人々が当たり前だと感じている日常や出来事が語られており、このような出来事を解決するための「処方箋」が示している…

タグ: 加藤嘉一 コラムニスト 時事評論家 留学生 中国のロジック

発信時間: 2011-05-10 11:29:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:ディスカッションに参加する加藤嘉一さん

『中国のロジック』は問題のポイントを突いており、「受け入れ難い」と感じるようなことも言っている。どうしてそのようにするのだろうか。なぜなら、我々はこれらの問題を作った張本人であり、当事者なのだ。加藤さんは著書には、「中国人の信じられない行動トップ10」という一説があるが、中国人自身はさも当たり前のように見ている、或いはまるで気にしていないが、それではまかり通らない「ロジック」について語っている。一人の中国人として、我々はもしかすると加藤さんが『中国のロジック』で言っているような「信じられない」行動をして、「ロジック」を押し通している当事者であるかもしれない。「良薬は口に苦し」と言うように、加藤さんが日本人である事はさて置き、我々は自分たちの行動や問題解決の方法を見直す必要がある。

加藤さん自身を好きになる必要はない。ただ、『中国のロジック』で示された問題に関しては、中国人として、「見てみぬ振りをし、理解しようとしない。自分の行動を見直すことなく、改めない」という態度ではいけない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月10日

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