千客万来 横浜中華街に活気戻る

千客万来 横浜中華街に活気戻る。

タグ: 横浜中華街 ゴールデンウィーク

発信時間: 2011-05-10 17:14:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

4月17日午前、横浜中華街の関帝廟に祈りを捧げに来た観光客が「3·11東北大震災復興」の旗と記念撮影。横浜中華街の各店、観光ポイントでは、震災後の節電を行い、一部の店舗で主体的に収益の一部を震災募金にしているという。

日本の中文導報によれば、ここしばらく横浜中華街は東日本大震災の影響で低迷していたものの、ゴールデンウィークから以前の活気が戻ってきたという。

3月11日に発生した東日本大震災後、余震や放射能漏れなどで人々の消費意欲は低迷、観光客数では東京ディズニーランドをしのぐほどだった横浜中華街も不景気に。周辺で仕事をするサラリーマンも以前は夜になると中華街でにぎやかに飲んで騒いだり、ちょっと一杯やったりしていたが、地震発生後は停電や余震が心配で昼のランチを食べに来る程度になり、夜は急いで帰宅するようになっていた。中華街で働く中国人も落ち着かず相次いで帰国した。横浜中華街発展協同組合によれば中国人の帰国によって閉店を余儀なくされた店もあったという。

しかし、ゴールデンウィークに入るとまた以前のような活気が見られるようになった。観光客が絶えない状況に。現地へ取材に行くと、レストランは千客万来で、食品雑貨、ファッションの店も客であふれていた。占いも大盛況。不安な時代にあって、みんな自分の将来がどうなるのか知りたいのだろう。

ある中華料理店の主人は記者にゴールデンウィークが始まって5月3日まで店の前にはずっと長い行列が出来ていた、と。5月3日、横浜中華街では中国伝統の獅子舞が披露された。金管バンドの演奏や横浜ベイスターズのチアガールのパフォーマンスなどで大震災の募金を募っていた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月10日

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