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蒼国来は『亜洲週刊』記者にこう告げる。「突然、このような冤罪を着せられ、あっという間に体重が10数kgも減った。遠く内モンゴルにいる両親もかなり気をもんで、私が大きな精神的ストレスに耐えられるだろうかと、毎日のように心配して電話をかけてきた」。それでも退職金は受け取らないし、髷は切らないし、ましてや稽古や愛する相撲の仕事を諦めることはできない、と蒼国来は語る。法的手段で自らの潔白が証明されるまで、彼はやり抜くだろう。
日本国民を欺く嘘の相撲
八百長相撲は、相撲に対する日本国民の信頼を根底から揺らがした。20名以上の力士が八百長問題で一斉に相撲界から追放されるのは、日本の相撲の歴史においても初めてのことだ。
北澤俊美防衛大臣は、次のように指摘した。「横綱は外国人で、日本人は密かに勝敗を売買する八百長相撲をしている、これではまるで笑い話しだ。日本相撲協会は徹底した改革を行わなければならない」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月12日