世界貿易B2B(企業間電子商取引)を行うグローバル・ソーシズの張毓波アナリストは6月2日、日本の電子デバイスの世界シェアはわずか4%で、そのうえ世界の電子デバイス卸売業者は日本で地震が発生する前に十分な在庫を用意していたため、第2四半期の電子デバイス供給はそれほど不足せず、今後も供給不足となる心配はないと表明した。
張氏によると、2008年末に起きた金融危機の影響が緩和されつつあるため、世界の電子デバイス卸売業者は2009年第3四半期から在庫量と保管期間を増やした。こういった状況は今年第1四半期も続いているという。