自由が愛情?いや束縛もひとつの愛情のカタチ
―スマートフォンと通信、情報との融合について

自由が愛情?いや束縛もひとつの愛情のカタチ
―スマートフォンと通信、情報との融合について。 日本に滞在中に携帯電話を話題のスマートフォンに機種変更しました。僕は10年以上日本の携帯通信会社のドコモを利用しているのですが、他の通信会社に先駆けてようやくこの4月以降、SIMロック解除ができる端末が発売されました。簡単にいえば、日本の携帯を海外に持って行って、日本の通信料で通話するのではなく…

タグ: スマフォ ボーダレス 携帯電話 スマートフォン 地デジ化  

発信時間: 2011-06-08 13:47:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

いま、この通信と情報の融合に初期の一端を見る限り、世界がその「世界的経済自由」にむかって、動き出した所なのだと思います。金融市場がグローバル化し、物流インフラもグローバル化し、FDI(海外直接投資)の歴史も数十年蓄積されてきました。いわゆるモノ・カネの流動が劇的に激しくなってきたところであります。唯一の「タガ」であるヒトだけはまだ国籍によって属性が強く残りますし、言語のマルチ化にはこれからまだまだ時間がかかるでしょう、しかしそれも情報と通信が融合し、有機的に発展していく中で、物理的なヒトの移動なくして、仮想的なヒトが移動できるようになってきていますね。(例:海外サイトでの通信販売は、売り手側が販売チャネル・陳列能力を増したと捉えることもできますが、一方で買う側のヒトが店頭で見て購入するという能力を拡張させたとも捉えることができます。)

さて、ととのいました!「バーチャルなヒト」・「モノ」・「カネ」が自由に世界を動くようになりました。

これから今の世界の国際社会体制では、是正不可能なほどに、「経済」の負の側面が強くなってくるでしょう。何も手を施さなければ世界が経済の力によって硬直化してしまうことになりかねませんから(富める国・人はより富んで、貧しい国・人はより貧しくなってしまう状況から抜け出せない)、如何にこれを解決するのかをそろそろ議論しだしてもいいかもしれませんね。しかし、これは既存の政府同士の交渉では難しいところもあるかもしれません。なぜならば、政治レベル・政府高官レベルでの世界対話は国境に縛られているのでロジック的にこの問題を解決できないであろうからです(それらは各国の利益代弁者なので)。

     1   2   3   4    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。