日本僑報社6月20日の発表によると、第七回「中国人の日本語作文コンクール」に寄せられた原稿は、初めて3000編を突破し、コンクール史上最高の記録となった。
日本僑報社 日中交流研究所が主催、在中国日本大使館、人民日報社人民網、中日友好協会及び社団法人日中協会など7つの日中友好団体が支援する今回の日本語作文コンクールのテーマは、「日本企業に伝えたい中国人消費者の本音」と、3月の震災をうけ追加された「頑張れ!日本!」の2つ。今年1月に正式にスタートし、5月31日に原稿受付を締め切った。集計の結果、中国27の省市区の171校(大学、専門学校、高校、中学校)から3073編の投稿が寄せられた。
中国人の日本語作文コンクールは、2005年から連続7回開催。参加者の累計は1万人を超える。そして、300人以上の応募者が「日本大使賞」をはじめとする各賞を獲得した。また、主催者は毎年受賞作品を編集して単行本として出版している。
日本語作文コンクールの受賞作品集は、『日中友好への提言2005』、『壁を取り除きたい』、『国という枠を越えて』、『私の知ってる日本人』、『中国への日本人の貢献』、そして『メイドインジャパンと中国人の生活』等6冊。これらの受賞作品集は、中日両国の読者から高い評価を受けた。特に『壁を取り除きたい―第二回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』は、朝日新聞(2006年12月24日)書評委員によるお薦め「今年の3点」に選ばれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月20日