丹羽大使が関欣さんを表彰した後の集合写真。崔宝娟撮影
第六回中国人の日本語作文コンクール大会の表彰式が、12月18日午後北京の日本大使館官邸で行われた。在中国日本大使丹羽宇一郎氏が最優秀賞の西安交通大学日本語学科学生の関欣さんへ“日本大使賞”を授与し、日本財団理事長の尾形武寿氏が受賞者へ記念品を贈呈した。
授与式の後、丹羽大使と関欣さん、一等賞以上の受賞者との座談会の場が設けられた。丹羽大使は中国の大学生の受賞作品集『メイドインジャパンと中国人の生活』を高く評価し、皆さんの日本語の文章能力が高く、これからも努力を続け、日中友好事業を担う次代の優秀な人材となり、日中交流に貢献してもらいたい、と述べた。
主催者を代表して、日本僑報社編集長兼日本湖南人会会長の段躍中氏、コンクールの特別協賛の代表、日本財団理事長尾形武寿氏と日中文化交流センター代表李欣立氏、日中作文コンクール運営委員、日中産権取引所社長上島健史氏らが東京から北京に駆け付け、“日本大使賞”の授与式と受賞者の交流に参加した。在中国日本大使館の山田重夫公使ら大使館関係者が会見に参加した。
日本僑報社日中交流研究所が主催し、在中国日本大使館、人民日報社人民網、中日友好協会、社団法人日中協会など日中友好関連の7団体、財団法人霞山会などの支持のもと、中国24省市区132カ所の学校及び部門から2194品の作品が寄せられた。その中でも50作以上の大学(学校)が18校で応募数が過去最高となった。四度の審査を経て、西安交通大学の日本語学科三年生の関欣さんが今回のコンクールの最優秀賞(日本大使賞)に選らばれた。長春理工大学劉美麟さん、中国伝媒大学の陳昭さん、北京外国語大学の李欣昱さん、東北育才学校碩騰さん、上海大和衡器会社の安容実さんが一等賞を受賞した。