女子バレー:日本チームが身をもって中国に教えたこと

女子バレー:日本チームが身をもって中国に教えたこと。 このほどスイスで閉幕した女子バレーボールモントルー・マスターズにおいて、日本チームがその実力をもって優勝することを予想できた者はいなかっただろう。特に彼女たちの体格的劣勢は、致命的欠点になるどころか、その小さく、素早く、機敏な動きが見る者の心に深く残った・・・

タグ: 女子バレー スイス  選手 コーチ モントルー

発信時間: 2011-06-20 13:28:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

選手たちのエントリー情報によれば、日本チーム14名中、10名の身長は1m80以下で、最も低い選手は1m59しかない。一方、中国チームの身長平均は1m85前後、ロシアやブラジル等の欧米強豪と比べても全く見劣りしない。しかし技術や戦術面から見ると、現在の中国チームには、アジアチームの伝統的特徴であるクイック攻撃や戦術の多変さなどがほとんど見られなくなってしまった。

もしかすると、日本チームの真鍋政義監督の言うように、日本女子バレーには、身長の高い選手がいないため、守りの強化や、速さで高さを制す等の方法でチームの劣勢を克服するほかなく、それがかえって日本女子チーム独自の技術や戦術を確立することにつながったのかもしれない。

選手の体格選びという面では、中国チームは日本と比べて有利である。しかし、全員がみな背の高い選手となったとき、中国女子バレーの危機が訪れる。今日、中国の各バレー界チームにおいては、選手の身長の高さを重視しすぎる習慣が色濃くなっている。中国女子バレーが再びその伝統的特徴を取り戻し、再起するためには、徹底的な理念改革を必要とするに違いない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月20日

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