資料写真:日本の「ヤクザ」
大地震と津波により一瞬にして日本東北地方の多くの土地や家屋が被害に遭い、津波が去った後には数千万トンのガレキの山が残された。ガレキや廃墟の片付けが震災復興に向けた最初の仕事となった。しかし、暴力団がそれに目をつけ、さまざまな方法で廃墟片付けの契約を結び、震災復興で金儲けを企んでいるとメディアが伝えている。日本新華僑報が20日、伝えた。
◆強大な暴力団勢力
日本の暴力団組織が数が多い。警察は数十年の長きにわたり闘争しているが、効果は上がっていない。昨年、警察当局は山口組ナンバー2の高山清司とナンバー3の入江禎を立て続けに逮捕した。当然、警察はさらに高圧的な態勢で攻めることで、暴力団組織を降伏させたかった。
しかし、暴力団の影響力と活動範囲は弱まるどころか、依然としてその影はいたるところで見え隠れしている。日本が誇りとする相撲でさえ、暴力団がらみの賭け事や偽相撲が起きた。山口組6代組長の篠田健市が刑期を終え釈放されれば、警察と暴力団組織の闘争はさらに激しさを増すことになるだろう。
◆政府より役に立つ暴力団