また、日本の震災後の景気回復は、外部の金融と経済の環境悪化からも影響を受ける見通し。2大経済国である米国と中国の成長率低下が予想されるほか、原油価格の上昇、円高が予測以上に進む可能性がある。
そのほか、中期的に見ると、日本の産業空洞化は今後も続く見通しで、日本企業は一部または全ての生産を海外に移すとの見方が強い。これは主に日本の自然災害、エネルギーの供給不足、電気料金引き上げ、放射漏れ事故、円高などの影響によるものだ。日本企業は震災前より厳しい経営環境に立たされていることから、日本の産業空洞化は速まると予想され、それにより日本経済の成長の原動力も弱まっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月1日