日本企業の儲からない農業に冷や汗

日本企業の儲からない農業に冷や汗。 この山東省莱陽で農業を営む日本企業はこれまで儲けを出していない。肥料をまいたり、除草すれば収穫量が上がるのに、彼らはあえてそれをしない。農家の目には、この日本企業が当然おかしく映る。しかし別の角度から見ると、日本人がバカではないことに気づく。彼らには彼らなりの道理がある…

タグ: 山東 莱陽 朝日緑源 農業  

発信時間: 2011-07-13 16:28:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

われわれはまず、日本人が見据えているのが、食の安全問題を抱える中国の食品産業の将来の市場だということに警戒しなければならない。彼らは長期的なそろばんをはじいている。それをただの笑いの種にするべきではない。

第二に、日本人の土地に対する態度から、中国古代の素朴な持続可能な発展の哲学的思想を見て取ることができる。

中国の古人も人と自然の関係、自然の恵みの持続可能な発展を非常に重んじた。春秋時代、われわれの祖先は産卵時期の鳥・動物・魚を保護し、永続的に利用する思想と伐木を禁じて造林を育成する法令をつくった。漢代の「淮南子」には「水を干して魚を取らない。森を燃やして狩をしない」など古代の生態環境保護に関する様々な教訓が記され、古人の環境への認識が体現されている。

残念なことに、現代の農業は目先の利益に走り、こうした伝統的かつ素朴な持続可能な発展の概念が失われつつある。一時的に生産量が増えたとしても、過剰な残留農薬、健康被害、土壌の退化など負の影響は免れない。

 

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