体験者の記憶:日本「開拓団」は軍服を着ない侵略者

体験者の記憶:日本「開拓団」は軍服を着ない侵略者。 ある意味、「開拓団」は民兵組織に似ている。ある条件の下では、作戦部隊にもなるからだ。これは日本の軍国主義の総動員戦の考えに一致している。「開拓団」を一般人だという人はまず、日本が中国を侵略したこの戦争の性質に対する認識が欠けている…

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発信時間: 2011-08-06 10:02:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は軍国主義思想、特に西側の「国家総動員戦」の考え方を頼みとし、世界に覇をとなえることを妄想した。当時の日本が西側国家より国力が弱かったことが、さらに「総動員」を驚異的に強化することにつながった。その結果、日本では南北、老若問わずすべてが戦争というロボットに組み込まれた。そのため当時の日本では遊女が自ら前線の慰安婦に申し出るという奇妙な状況が起きていた。

実際、開拓団のような移民団体も軍国主義の戦争ロボットの一部だった。軍隊のように厳密に組織化されていたし、背後には日本侵略軍を武力の後ろ盾としていた。「開拓団」は中国の租界で贅沢な生活をしていた西側の侵略者と違い、日本の「満州とモンゴルの生命線」を維持するという重要な任務を担っていた。

◇作戦部隊にもなる開拓団

ある意味、「開拓団」は民兵組織に似ている。ある条件の下では、作戦部隊にもなるからだ。これは日本の軍国主義の総動員戦の考えに一致している。「開拓団」を一般人だという人はまず、日本が中国を侵略したこの戦争の性質に対する認識が欠けている。

西洋の「騎士」をイメージした戦争映画を見過ぎて、戦争は軍人の仕事で、一般人には「罪がない」という人もいる。第一次世界大戦以降、大国間では「総動員戦」の考え方がすでに根を下ろしていた。さもなければ、その後、大都市に対する大規模な爆撃といった新しい作戦方式は誕生しなかった。日本が中国を侵略した戦争は2つの国、2つの民族の間の死ぬか生きるかの戦いだった。この間の歴史については、日本だけでなく、われわれ自身も同じように正確な歴史観が必要だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月5日

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