日本では、東京、大阪のような大都市から、名も知らぬ小さな山村まで、いたるところにコンビニがある。全く誇張ではない。日本全土に広がる3万件以上のコンビニエンスストアは人々の生活の欠かせない一部となっている。
大震災直後の大活躍
日本のコンビニストアはほとんどが集団仕入れ方式を採用し、確実な商品仕入れと品質の統一を保証している。日本各地のチェーン店を網羅するコンビニ輸送網は、全国をカバーする巨大輸送ネットワークを形成している。東日本大震災発生後、日本東北地区の交通網は主要幹線道路もインフラも全面的に麻痺した。この状況下でも、コンビニのグループ企業は政府に先駆けて被災地へのルートを探し出し、最も早く被災地への物資供給を果たし「緊急輸血」をしたのだった。