米メディア:日本が世界初の球形無人偵察機を開発

米メディア:日本が世界初の球形無人偵察機を開発。 狭い路地の移動、目標物上空での空中停止、垂直離着陸などが可能な球体の無人偵察機を日本人研究者が開発した。同偵察機のモーターは黒いワイヤーフレームで保護されており、壁にぶつかったり、地面に落ちても壊れにくいようになっている…

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発信時間: 2011-08-09 10:31:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本が球形の無人偵察機を開発したと米軍事関連サイトが5日、伝えた。

狭い路地の移動、目標物上空での空中停止、垂直離着陸などが可能な球体の無人偵察機を日本人研究者が開発した。

このビーチボールサイズの、リモコンで操作可能な球形飛行体は、外見は映画「スター・ウォーズ」に出てくる兵器「デス・スターに似ているが、その使い道は「デス・スター」よりはるかに多く、搭載したビデオカメラで撮影した映像をリアルタイムで送信することができる。

同偵察機のモーターは黒いワイヤーフレームで保護されており、壁にぶつかったり、地面に落ちても壊れにくいようになっている。

現在も改良研究は続いており、簡単に渋滞をすり抜けたり、窓越しに目標を監視するなど、将来的には強力な追跡機となると想定される。また、ビルの間のような狭い空間や段差でも関係なく移動することができるので、開発者は災害地域での救助捜索活動にも役立てたいという。

偵察機の発明者、防衛省技術研究本部の佐藤文幸氏によると、球体の飛行物体は世界初。最新試作機、7号機は、ワイヤーフレームで保護されているモーターのほか、ダクト翼、プロペラで飛行をコントロールする。最高時速は37マイル。

佐藤氏によると、部品は全て、オンラインショップや東京・秋葉原の電気街などで見つかるものばかり。ただ、実用化するにはまだ自動操縦やGPS機能、気流や悪天候への対応といった数々の課題を克服しなければならないが、将来は多くの分野で大いに本領を発揮するだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月9日

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