米IT「ワースト・ドレッサー」 日本の若者が妬む理由とは?

米IT「ワースト・ドレッサー」 日本の若者が妬む理由とは?。

タグ: IT ワースト・ドレッサー

発信時間: 2011-08-14 10:25:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

男性向けファッション・ビジネス情報誌「GQ」が実施したアンケート結果がこの度特集で掲載されている。このアンケートはシリコンバレー(米IT業界)の有力者から「ワースト・ドレッサー」15名を選ぶというもの。栄えあるワーストランキング1位には、Facebook創始者であるマーク・ザッカーバーグCEOが選ばれ、シリコンバレーの企業の中で最もファッションセンスがない人とされてしまった。ザッカーバーグ氏の、学生しか穿かないようなブルージーンズにTシャツやサンダルといった出で立ちが「poor(みすぼらしい)」というのがその理由だ。またアップルCEOのスティーブ・ジョブス氏は第2位にランクインしている。その理由として同誌は「アップルはiPhoneを0.5秒ごとにリリースする勢いだが、ジョブス氏(の服装)がアップグレードされたことはない」と揶揄し、「黒のタートルネック、旧モデルのジーンズというおなじみの服装は、スーパーマンと同じ次元で、まったく変化が見られない。そのファッションセンスのひどさはAutoCorrect(自動修正機能)でも直すことができない」と酷評している。そしてマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏が第3位と、IT業界のビックネーム達がランクインされる結果となった。

こうした遊び心のあるランキングを見た人はたいてい笑いのネタとして取り上げる程度でそれほど気にかけないだろう。だが、日本のIT業界では「シリコンバレーのワースト・ドレッサー受賞者」らに並々ならぬ感情を持っている人が少なくない。その理由の一つ目が、ITを始めテクノロジー関連の業界において、マーク・ザッカーバーグ氏やスティーブ・ジョブス氏などといった成功者が日本では久しく生れていないことにある。二つ目が、カジュアルな服装で出勤OKの米IT業界を羨む声といったところだろう。ファッションセンスが悪いと周りからけなされようと、少なくとも彼らは自分の好きな服を自由に選ぶことができるからだ。

 

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