初期分析を見ると、今回の西太平洋での放射線量測定は非常にタイミングがよく、必要なことだと言える。これは中国が福島県東方沖の放射能汚染状況を知り、把握するのに貴重な資料を提供するだけでなく、福島の放射能漏れ事故による中国の管轄海域への影響を分析する際に重要なデータを提供し、中国の海洋環境の安全と人民の健康の保護に一役買う。
放射能漏れ事故による西太平洋海域、中国の管轄海域への影響を更に深く知り、把握し、評価するため、中国は今後も西太平洋海域と中国の管轄海域での測定を続ける方針だ。また、海洋生物の放射線量測定、放射性物質の移動経路の予測に力を入れるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月15日