賢くも、ちょっとヘンな日本人

賢くも、ちょっとヘンな日本人。

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発信時間: 2011-09-28 11:47:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本人的智慧与诡异:时刻在“忍”(4)

幼児期の運動も「忍耐」を養うため

私は日本でアニメが発達しているのは、日本の体育教育と深い関係があると思う。子供は幼稚園のころから運動を始める。彼らの運動の時間は、勉強の時間をはるかに上回る。小学校では二人三脚というゲームが行われる。一列に並んで、隣の人同士の足を縛るのだ。大体25人をひとつのチームとして、まっすぐ走っていく競技である。

物理的に考えて、どうすれば一番速く走れるだろうか。まず25人の子供のうち、誰が一番速く走れるのかを知る必要がある。そして誰が一番遅いのかも。最も速い走り方は、列が弧の形になるはずだ。両端には最も速い子供を、真中には最も遅い子供を配置するのだ。このような形にすることで、彼らはある種の儀式、あるいは形式を学ぶ。

弧の形になったチームは、最も早い子供がその余力を使いながら、真中にいる最も遅い子供に気を配るようになっていく。

アニメ「タッチ」は、高校生が野球をする物語だ。試合に負け、熱い涙を流しながら、甲子園の土を小さな袋に詰め、それを一生の宝物にする。この場面を見た全ての読者は、これが一つの精神的な洗礼であることを知っている。なぜなら日本では毎年、4,800以上の高校で野球の試合が行われ、甲子園に行けるのはそのうちわずかに49校、これらの高校だけが20日の熱い戦いに参戦できる。そこでは青春、涙、熱血、熱闘といった言葉が飛び交い、選手たちだけでなく観衆までも感情移入することになる。みな、それぞれの形で体育の試練を経験しているからだ。

前述したような二人三脚で体得する精神性は、全ての子供たちがその試練を受けることで成立する。アニメの動きがどこから来るのかといえば、事実上視覚だ。野球の指導者も視覚を重視する。投手と捕手の関係を考えてみよう。現在の最高速度がおよそ156キロの球がやってきた瞬間、あなたの目はそれを捉えることができるだろうか。そのような瞬発的な運動が日本人には好まれる。だからアニメの起源も身体から始まっていると思う。

村上春樹は、言うまでもなく一番の売れっ子日本人作家である。彼には名言がある。彼は長距離ランナーということもあって、日本文化の粋が肉体運動にあるというのだ。私もそれは正しいと思う。先に述べた日本のアニメの起源は事実として、社会教育運動としての大規模な肉体訓練と密接な関係がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月28日

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