劉延東国務委員は14日夜、天橋劇場で、日本の松山バレエ団による新「白毛女」を観賞するとともに、同バレエ団の清水哲太郎総代表、森下洋子団長と会見した。
劉国務委員は松山バレエ団が再び「白毛女」を携えて訪中したことに歓迎と感謝の意を表し、同バレエ団がこの半世紀余り、中日の友好と文化交流発展のためにたゆまぬ努力を払い、積極的な貢献をしてきたことを高く評価した。清水哲太郎、森下洋子夫妻は先人の意思を受け継ぎ、引き続き日中友好の伝統を発揚して、両国国民の子々孫々の友好のために努力したいと表明した。
1948年に創設された松山バレエ団は、日本で最も有名なバレエ団の一つ。1955年に歌劇「白毛女」をバレエに脚色し、日本で初めて上演した。1958年からこれまで、13回訪中公演を行い、毛沢東、周恩来、江沢民、李長春ら党と国家の指導者が親しく会見している。2010年5月、温家宝首相は訪日した際、同バレエ団に「中日友好貢献賞」を贈り、今年の訪中公演を歓迎すると述べていた。
華建敏全人代常務委副委員長、黄孟復政協全国委副主席、唐家セン(王+旋)前国務委員・中国日本友好協会名誉顧問、蔡武・文化相および関係部門の責任者が会見に同席、一緒に公演をみた。
「新華網日本語」より 2011年10月19日