小林さんは今年30歳、東京のあるリサーチ会社に勤めている。彼は毎日山本耳かき店で30分のサービスをうけると約2700円かかる。
彼は「ストレス解消で耳掃除をしてもらっている。耳掃除といえばほとんどの日本人は子供時代のことを思い出す」と話す。小林さんは今でも小さいごろ、お母さんの膝枕で耳垢を掃除してもらったことを忘れていない。「今は、たまに妻が私に耳掃除をしたが、伝統的な和式の部屋や畳などはなく、感覚が全然ちがう」と話した。
歴史ある耳かきサービス業
耳かきサービスは日本ですでに100年の歴史を持っている。かつて、多くの理髪師は客に耳かきサービスを提供したが、ここ数年来、世界金融危機の影響を受けて日本経済は不景気、サラリーマンたちが高級なサロンに行けなくなり、サービス料金が比較的に低い耳かきの店に転向していた。大阪市はこの「仕事のストレスを解消できる産業」を奨励し、市場価値は数兆円に達するといっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月19日