第7回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集表紙
11月6日、東京西池袋公園で開催された星期日漢語角(日曜中国語コーナー)交流会で、日本僑報社は著名作家石川好氏の第7回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集のため書いた推薦文を紹介した。
石川好氏は第7回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集『甦る日本 ! 今こそ示す日本の底力』を高く評価し、多くの読者に「ぜひ御一読下さい」と呼びかけている。
日本僑報社によると、『甦る日本 ! 今こそ示す日本の底力』は、今月中旬に発売される。表彰式は12月9日、北京の日本大使館で開催される。
石川氏の推薦文は以下の通りである。
日本僑報社・日中交流研究所主催の「中国人の日本語作文コンクール」は、毎年、中国全土から二〇〇〇本前後の応募作品が送られてきますが、今年はなんと応募数が三〇〇〇本を超えました。今回のテーマの一つ「がんばれ日本!千年に一度の大地震と戦う日本人へ」、多くの作品がこの震災へのメッセージでした。
揉めてばかり…という印象の拭えない日中関係ですが、中国の三〇〇〇人もの若者が日本に興味を持ち、震災に心を痛め、様々な意見・メッセージを送ってくれています。中国の若者たちは、日本のポップカルチャーだけでなく、日本の文化、経済、政治にもとても興味を抱いているようです。
日本で知ることの出来ない中国の若者たちの声から、未知のパワーを感じ、今後の日中友好の力となってくれることを確信しました。この作文集を多くの皆さまに推薦いたします、ぜひ御一読下さい。
――石川好(作家・前新日中友好二十一世紀委員会委員、日本湖南省友の会共同代表)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月8日