だが、毎日新聞も日中関係の重要性を強調しており、「12月の野田佳彦首相の初訪中を、両国が掲げる『戦略的互恵関係』の発展に結びつけてほしい」と述べている。
対中問題を研究しているサトウ氏は、中国と日本は長い目で2国間の関係を見据え、周辺諸国や世界の安全保障を念頭に入れて考慮していく必要がある、と強調している。
また「日中両国の指導者はお互いに信用し、戦争問題、領土問題などの特殊な問題を解決していかなければならない」とし、「日中関係を、日米や日本- ASEAN諸国との関係と切り離して考えることはできない」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月26日