文=コラムニスト・中川幸司
みなさんこんにちは!
今日は大阪府知事選・大阪市長選のダブル選挙の投開票日です。今後の日本の各層の政局を分析する上でも、注目の選挙になっています。このブログが公開された頃にはすでに結果がでているはずですが、非常に気になりますね。選挙分析というよりも、今後の流れについて書いてみたので、興味のある方は、僕のオフィシャルブログの記事(http://kozi.jp/blog/?eid=304)もチェックしてみてくださいね。
日本国内のインターネットの話題です。インターネット関連調査会社の報告において、日本のSNS(ソーシャルネットワークサービス)大手のmixiユーザー数が大幅に減少しているという記事を見ました。利用者数が今年10月の1472万人から翌月に838万人に激減したということです。mixiを提供する株式会社ミクシィも反論しているように、僕も流石にこの減少率は高すぎるのでデータ集計方法の信憑性も疑わしいところもありますが、それでも実際にユーザーとしての感覚としても、mixiの利用者は今年は特に減少しているように思います。
もちろん、日本のネットユーザーがSNSを利用しなくなったということではなくて、僕も含め多くの友人が最近はFacebookを利用してきているようです。僕も以前からこの両方のサービスを併用していますが、次第に何故か部分的に使いにくく改訂してしまっているmixiから、どんどんとアップグレードして使いやすくなっているFacebookに利用時間が移ってきているという状況ですね。(代替サービスへの移行)
サービス産業の中において、SNSも含めインターネット上のサービスは「新鮮さ」が特に重要ということもありますから、Facebookが単純にサービスが新鮮だからうけいれられているという要素もあると思います。しかし、実際にFacebookはmixiにない機能がどんどんと追加されていっていますので、「高品質」だから代替サービスに移行しているということもあるでしょう。それでは、インターネットサービスにおいての「高品質」とは何でしょうか?
インターネット上のサービスの、スイッチングコストは、ユーザーにとって非常に低いので、新しいサービスが爆発的にビジネスモデルとして成功していくことも急速でありますし、一方で、恐ろしいことに、痛恨なほどにビジネスモデルの急速縮小がおとずれることもあります。例えば、西暦2000年より前のインターネットサービスでは、多くの検索エンジンが「しのぎを削って」いましたが、いまでは、いくつかの大手に市場シェアが集約されてきました。