前日本代表監督の岡田武史氏(55)が、中国サッカー・スーパーリーグ(CLS)に所属する「杭州緑城(グリーンタウン)サッカークラブ」で指揮を執る可能性が高くなったと、日本の各メディアが6日、一斉に報じた。岡田氏の就任が実現すれば中国のクラブチーム初の日本人監督となる。Jリーグ優勝を果たした日本人監督が他国で指揮を執るのは史上初ということもあり、日本の各メディアがトップニュースで伝えている。
同クラブとの交渉のため、6日午後に上海浦東国際空港に到着した岡田氏は、自身も初となる海外監督の交渉とあり、読売テレビの取材に対して「杭州グリーンタウンをアジアトップのサッカークラブにするのが目標」と意気込みを語った。一方、「どうしてCLSのグリーンタウンを選んだのか」という質問に対して、岡田氏は「私がこのような選択をしたのにはさまざまな理由がある。これは自分にとって大きな挑戦となる。私は何事にも挑戦するのが好き」と答えた。
「人民網日本語版」2011年12月7日