「河北新報のいちばん長い日」

「河北新報のいちばん長い日」。

タグ: 日本河北新報

発信時間: 2011-12-08 14:32:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

林国本

日本の宮城県を中心に東北六県を発行区域とする地域ブロック紙「河北新報」の東日本大地震の際の対応ぶり、極限状況ともいえる被災地で、記者たちは取材を続けたことなどを伝えるドキュメント「河北新報のいちばん長い日」の書評(評、後藤正治、ノンフィクション作家)を11月27日の朝日新聞で読んだ。

私たちのような日本と関係のある中国のメディアに勤務していたOBのほとんどは前世紀の80年代、90年代に宮城県日中友好協会の配慮で、対象国の事情をよりよく知るために、宮城県や東京を訪問することになり、「河北新報」見学はその中でもスケジュールの目玉と見なされていた初めての日本のメディア見学で、われわれはあこがれ、好奇心、期待感で一杯だった。自分たちの未来のモデルを構築するための初体験として、興味津々たるものがあった。この見学で最初の取っ掛かりをつかめた気持ちだった。その後、仕事で日本に長期滞在することになり、日本の大手メディアの人たちとの触れ合いも増え、全体像がだんだんとつかめるようになった。それでも「河北新報」見学の初体験は強烈な印象として、その残像は今でも脳裏に刻まれている。

「河北新報」は今回の地震でかなりの損害をこうむり、本社ビルは持ちこたえたが、組版が潰れ、新潟日報の助けを得て新聞は出された。販売店の店主、配達員など県内で24人以上の犠牲者・行方不明者が出た。このような打撃をこうむっても記者たちは懸命に取材を続けたらしい。一連の報道で、「河北新報」は今年度の新聞協会賞を受賞している。

中日両国の相互理解の深化、数千年来の文化の交流ということがよく言われているが、ごく少数の人たちのことではあっても、中日友好交流はこのように大勢の人たちの目には見えないが、両国のメディアの交流で大きな影響を残してきたことを忘れてはならない。

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