《日本新華侠報》は23日「大震災が日本の不倫主婦たちを正気に戻すことができたわけ」という記事が掲載された。もしかしたら、震災という心に深く刻まれた経験や震災後、日本の夫たちが家庭をより重視するようになり、家庭を再建しようとする時に夫婦が同じ思いに立つ必要ができたことが主な原因かもしれない。
記事の概要は以下のとおり。
「これまで、3日と空けず彼と密会を重ねていたことは本当に罪深いことだった。震災が起こるまで私は毎日、彼のことばかり考えていたが、震災があって彼のことを完全に忘れることができた」33歳の不倫をしていた主婦のこの話に、被災地の主婦の共感が寄せられている。
「3•11東日本大震災」は日本市民の多くの家庭を破壊したが、反面、多くの家庭に家族の情を戻すきっかけにもなった。最近、日本の《朝日ジャーナル》に震災後の家族関係に関する調査結果が掲載され、これを読んでなんともいえない気持ちにさせられた。調査対象の1200人の主婦のうち、53.8%が自分は震災前に浮気の経験があるという。日本の男性は世界公認の「仕事中毒」で、家庭をあまり顧みないので、主婦の中には寂しさと空虚さなど生理的、心理的な要求から「不倫」に走る人が少なくない。これはすでに日本社会で「公然の秘密」になっている。
しかし、不思議なことに、この調査で「不倫関係」の経験がある主婦の83.5%が「これまでのそのような関係に罪悪感を感じて、震災後は関係を絶った」、また11.2%が「関係を断とうと努力している」と答えている。愛人がいると答えた主婦のうち、「震災後、人生で夫と愛人、どちらが大切だと思いましたか?」という質問に対して、68%の主婦が「夫」と答え、「同じくらい大切」と答えたのは14%だった。昨年の《朝日ジャーナル》が行った同じ質問では、「夫」と回答した人はわずか43%で、「愛人」は22%を占めていた。