中日スピード婚 行方不明の日本人夫との国際離婚

中日スピード婚 行方不明の日本人夫との国際離婚。 武漢のメディアが伝えた内容を紹介する。武漢在住の黄さん(当時30歳)は中国を旅行中の日本人男性の信一さんと恋に落ち、電撃結婚。「手続きのため」という理由で、結婚3日目に夫は帰国し、そのまま音信不通となった。結婚3年目にして黄さんはようやく離婚の判決を受けることになった

タグ: 日本人男性,電撃結婚,離婚,国際結婚

発信時間: 2012-01-08 09:54:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

スピード婚の直後に失踪した日本人夫

以下、武漢のメディアが伝えた内容を紹介する。武漢在住の黄さん(当時30歳)は中国を旅行中の日本人男性の信一さんと恋に落ち、電撃結婚。「手続きのため」という理由で、結婚3日目に夫は帰国し、そのまま音信不通となった。結婚3年目にして黄さんはようやく離婚の判決を受けることになった。

武漢に旅行に来ていた日本人男性の信一さんと黄さんが出会ったのは2008年2月のこと。友人を介して知り合った2人はたちまち恋に落ちた。武漢で3日間一緒に過ごし、その後はインターネットを通じての交際が続いた。同年5月7日、武漢市で結婚手続きを済ませる二人。そしてその3日後、「手続きを済ませるため」との理由で信一さんは日本へ帰ることになった。「迎えに来るからちゃんと待っていろよ」との言葉を黄さんに残して去っていった。

だがその後、信一さんからの音信は途絶えた。それからの2年間、黄さんは3回も日本に行き、中国大使館や警察の協力を得て信一さんの行方を追ったが、いずれも無駄足に終わった。信一さんの身に事件もしくは事故が起きたのか?それとも単に黄さんから逃げただけなのか?黄さんはそれすらも分からないままだ。

2010年7月、これ以上待つことはできないと決心した黄さんは裁判所へ離婚請求の訴訟を起こした。申し立てを受けた武漢市漢陽区裁判所は、省レベルの上級裁判所に委託。日本の地方裁判所から公示送達される運びになった。2011年2月、在中国日本大使館から中国司法部に出されたレターによると、住所そのものは存在するが、信一さんはそこには住んでおらず、起訴状は送達できなかったという。

2011年11月末、裁判所で非公開審理が行われた。黄さんの代理人弁護士曰く、2人の結婚はいわゆるスピード婚であり、お互いを充分に理解しないまま夫婦になった。結婚前の恋愛中の幸福感や結婚後の精神的安定感を黄さんは味わったこともなければ、信一さんが何の仕事に就いているのかも知らなかった、と述べている。

相手方不在のまま審理が進められ、黄さんと信一さんがスピード結婚の後、3日後に信一さんが帰国したまま行方不明であることが認められ、離婚の判決が確定した。こうして、国際結婚3年越しの暗闇から黄さんはようやく這い出ることができたのである。

弁護士の提言 法律上自己に有利な国で結婚すべき

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