写真は日本の伝統的な結婚式
2011年3月11日に発生した大震災、津波、原発事故などの災害を経験し、同棲率や離婚率が比較的に高い日本人に、結婚に対する意識に変化が見られるようになった。多くの同棲している男女が結婚に進むことを決めた。また、不倫に陥っていた日本人も、震災の後、家は最も安全な避難港だと突然気づいた。
朝日新聞の月刊誌「AERA」はこのほど、ネットで調査を行った。その結果によると、大部分の浮気をしていた男たちも、大地震が起こって最初に通信したメッセージの相手は愛人ではなく、妻だった。また、この調査で大震災は既婚男性と不倫していた愛人の目を覚まさせた。しかし、約7%の愛人は相手は大震災で妻より自分をより大切にしたとわかったといっている。
日本の性関係専門家は携帯を利用して異性と知り合いになると、正常ではない男女関係に陥りやすいと指摘している。昨年の大震災は、日本社会にあらためて家庭の重要性を意識させる機会となった。夫婦は災難を通して相手の本心を理解し、家庭観がはっきりしたことで、家族愛が最も貴重だと感じたのだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月11日