日本:「軍国主義の亡霊」と「変なおじさん」
今回のアンケートで最もネットユーザーが熱心に投票したのは日本に対してだった。15万票が投じられている。だが、中日間には複雑な過去がある。15万の投票から描き出される「ネットユーザーが思う日本」はどのようなものだろうか。
歴史の変遷と現実での衝突、一部の日本メディアの中国に対する猜疑心や断定が続く中、「反中」は中国のネットユーザーが抱く第一印象になっている。得票率は6.9%で合計22251票だった。投票率で絶対的な優勢を占めているわけではないが、日本と中国の衝突、中国の台頭を抑制しようとする意図には多くのユーザーが同意している。しかも、日本のメディアで流れる「電車男」「へんなおじさん」など奇妙な日本男性に対するイメージが、「変態」を日本に対するイメージワード2位に押し上げている。得票率は6.8%。
戦争の歴史をどのように見ているか、これは中日関係の核心を突く長い悩みだ。右翼勢力の「軍国主義」に対する賛美と「靖国神社」参拝が同列6.3%の得票率となり、第3位のイメージワードとなった。