また、ODAプロジェクトを通じて、技術の伝授や人材の育成に尽力しており、そうした日本政府の貢献は各国から歓迎されている。2007年、BBC(英国放送協会)が27カ国の国民意識調査を行なった結果、日本とカナダが「世界に最も貢献する国」として選ばれている。
昨年3月11日、大地震が日本を襲った時も、163カ国(地域)および43もの国際機関が相次いで援助を表明している。内戦激戦区のアフガニスタンからも100万米ドル強の義援金が送られている。
日本のODAは国際社会における日本のイメージを高めただけでなく、肝腎な場面で、大きなリターンが返ってきていることは否定できない。日本は限られた財政をもとに、計り知れない経済効果や外交効果を得てきたのだと言ってもよいだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月30日