上海で奮闘する日本人女性たち

上海で奮闘する日本人女性たち。 記事によると、上海には長島さんのように日本国内の企業を離れ、ゼロからスタートした女性が多い。従来のしきたりに固執し、女性を戦力と見なさない多くの日本企業。不況下で激しくなる採用時の性差別。彼女たちをこの選択へと後押しする理由はいくつもある…

タグ: 日本 女性 上海 企業 不況 性差別

発信時間: 2012-02-07 09:36:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

雲井美千子さん(29)は「何でもできる気がする」と言う。上海で数年働いた後に日本へ戻ったが「もう一度勝負したい」との思いから、日系企業の営業職として今年初めに再び上海へ来た。「出る杭を打つのではなく、学ぼうとする」社会の空気が、自分を成長させると感じている。

活躍しているケースが多いが、バスに1時間揺られて郊外の団地で営業をし、地元男性に混じって10元のランチを食べ、連日会社で深夜まで報告書を書くなど、非常に苛酷な勤務環境の日本女性もいる。月給は数万~20数万円と日本より低いが、雲井さんは「こうした経験が将来に生きると、みな楽しんでいる」と言う。

中国での起業を望む日本女性も多いが、リスクは大きい。現地のパートナー選びを誤ると痛い目に遭う。だが上海でブライダル会社を立ち上げた陰山奈央子さん(34)は「失うものは何もないのに、何を恐がることがあるの?」と、こうしたリスクを楽しんでいるようだ。「1年後どうなっているかわからない。そこが面白い」という。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月7日

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