福島県、プルトニウム241を初検出

福島県、プルトニウム241を初検出。

タグ: 日本,福島,プルトニウム241

発信時間: 2012-03-10 11:06:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の放射線医学総合研究所は、東京電力福島第1原発付近で、放射能漏れ事故で放出されたとみられるプルトニウム241を初めて検出したと発表した。

放射線医学総合研究所は報告の中で、「2011年4~5月に研究グループが福島第1原発から20~32キロ離れた福島県飯舘村、浪江町などの土を採取し、これらの土からプルトニウム241を検出した」とした。また他の同位体プルトニウム239、240も検出し、同位体の比率から今回の事故が原因と分かったとしている。

人体に影響のないレベルとしているが、プルトニウム241は他の同位体に比べて半減期が14年と比較的短く、崩壊してできるアメリシウム241は土壌を経由して主に豆類に取り込まれやすいといわれている。

また放射線医学総合研究所は、原発から20キロ圏内でのプルトニウム241の分布状況を確かめる必要があるとしている。

「中国国際放送局日本語部」より2012年3月10日

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