漢語角参加者による黙祷。
「日本僑報」によると、3月11日午後、「星期日漢語角」(中国語コーナー)は、東日本大震災追悼会を開催した。
全体会の最初に、昨年3月11日の東日本大震災を追悼し、全員で黙祷した。この震災にあたって「星期日漢語角」は、昨年3月13日より募金活動を開始し、皆様方のご好意と日本僑報社のご助力によって集まった義捐金を、(財)朝日文化事業団を通じて寄付し、震災孤児のケア等に充てて頂いた。昨年10月の朝日新聞は漢語角と日本湖南人会の義援金を報道した。
第7回中国人の日本語作文コンクールで最優秀賞(日本大使賞)を受賞した胡さんの作文も、友人の東日本大震災に関する考え方や、その後の対応について書かれたもので、本日は李麦さんが参加者の前で(素晴らしい日本語で)代読した。
大震災時に来日した中国報道陣の通訳として、仙台方面へ同行した日本湖南人会会員の陳群雄さんも、その体験談を話した。災害現場では津波警報が出て、危険だからと入れてもらえない。福島原発の危険性は全く知らず、帰りのバスで近くを通ったとのことだ。
アメリカの「トモダチ作戦」に報道が集中したが、中国の捜索隊派遣や援助物資提供も、私達は決して忘れない。中国の友人に感謝している。謝謝!NPO法人日中交流支援機構 漢語角担当理事の中村洋一さんは感想を述べた。(写真・岩楯嘉之)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月13日