Q6.昨年の日本の財政年度では、大手製造業企業がのきなみ赤字というニュースがありまして、日本の製造業は危機に直面しているという声がよく聞こえます。これに対してご見解はいかがでしょうか。
山崎公使:震災の影響と急激な円高が、二つの重要な要因だと思います。復興が進んでいき、また適切な貿易環境に戻り、それに日本が技術力をさらに磨き、国際化していく努力を続けていけば、日本企業の利益力も回復できると思います。
Q7.最後に、中国の国民や消費者へのメッセージをお願いします。
山崎公使:日本と中国は世界の中で隣同士であり、文化を共有する部分も多くあります。お互いに利益を得ていく方向で努力していくことが重要です。
中国の消費者には、さらに日本の技術力やサービス力を利用していただきたいと思います。そして、海外に旅行したいときには、ぜひ日本に来ていただいて、綺麗な自然、美味しい食べ物と思いやりのあるサービスなどを体験していただきたいと思います。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月21日