日本人姑と中国人嫁 矛盾多発の原因は?①

日本人姑と中国人嫁 矛盾多発の原因は?①。

タグ: 日本人,結婚,嫁姑間

発信時間: 2012-05-19 09:12:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「なぜわざわざ日本人に嫁ぐのか?」や「日本人に嫁ぐと見下される」などという声を聞いた時、私は少し頭にくることがある。しかし、日本で女性として生きるのは確かに難しいことでるのは認めなければいけない。特に外国人女性が日本で生きていくことは更に困難を極める。それでも、「日本人に嫁ぐと見下される」という言い方には、反論しないわけにはいかない。人は法に触れない範囲で自由に結婚相手を選ぶ事ができる。人は愛のために結婚するものなのだから。

中国と日本の嫁姑間には確かに心穏やかではいられないようなことも起きる。文化の違い、育ってきた環境の違いが根本的な原因となっている。いくつか典型的な例を紹介しながら、日本人の姑と中国人の嫁の間にはどのような矛盾が生じているのか考えてみたい。

中国人嫁「里帰り」数ヶ月、長い時には半年

友人Sは結婚して1年も絶たないうちに、故郷に2カ月ばかり帰国した。中国では、このような事は大した事件ではないかもしれないが、日本では許されない過ちである。日本の女性は、結婚後は夫の家族を一番重視しなければいけない。自分の実家は近いなら、朝は実家に行き、夜は夫の家に戻ってくる。少し遠ければ、3,4日ほど帰るのが精精である。では、日本人女性はいつ実家に長く居られるかと聞かれると、子どもを産む時くらいだろう。実家に帰ることを日本では「里帰り」という。里帰りして出産し、数ヶ月住み、子どもが生後1ヶ月を迎えた頃には自分の家に戻り、夫と子どもの世話をする。もちろん今では、舅姑と一緒に住まない若者も多く、このような問題も起きないわけである。しかし、一生懸命働いている旦那さんをほうっておいて、実家で何ヶ月も暮らす事は、日本ではあまりないことであり、離婚や別居といった問題が巻き起こしかねない。

日本人姑は子どもの面倒を見ない

日本人の姑は孫の面倒を見る義務はなく、彼女たち自身の役割がある。つまりは、自分の夫の世話をする事と、自分の趣味を楽しむことだ。中国では、姑が自分の夫をほったらかしにして、孫に会いに行くことも多いが、日本ではほとんどこのような事はない。そのため、舅姑と同居していない嫁は里帰りして出産するのだ。日本人の姑も毎日スケジュールがぎっしり詰まっている。庭の手入れ、旅行、趣味のサークルなどなどやることは多い。中国で育った女性が、日本人の姑と中国の姑や母親たちを比べたときに、子どもの面倒を見ないで、嫁が疲れ果てていても手伝わない姑が人情味に掛けると感じるのは当然である。

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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月19日

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