日本新華僑報によると、北京植物園の園長が、東京の靖国神社の桜に掛けられていたプレートを壊したとして、 警視庁に現行犯逮捕されていたことがわかった。
日本側の警察の調査によると、北京植物園の園長(45)は今月4日午前10時すぎ、東京・千代田区の靖国神社の境内にある桜に掛けられていたプラスチック製のプレートを取り外し、足で踏みつけて壊した。
同園長は、「看板がきつく縛ってあって桜がかわいそうだと思った」「植物の専門家として見過ごすわけにはいかなかった」などと供述しているという。
警視庁は政治的背景はないと判断し、送検後に釈放。園長は6日、中国に帰国した。
この件に関して、中国外交部の洪磊報道官は20日の定例記者会見で「これは普通の領事案件であり、すでに適切に解決された」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年6月21日