婦人警察官は世界各国に彩りを添える存在だ。婦人警察官による事件の調査・処理やパトロールが増加する中、日本の婦人警察官が全体に占める比率はその他の国家を上回っている。
日本警察庁がこのほど発表した『警察白書』によると、日本全国の約25万人の警官のうち、婦人警察官が全体の6.8%の1万7700人に達し、過去最多を記録した。2023年には婦人警察官の比率が10%まで上昇し、引き続き世界平均を上回る見通しだ。
日本の婦人警察官は美しい外見で人気が高いだけでなく、そこには現実的な需要も存在している。同白書によると、婦人警察官の増加により組織を活性化させ、警官の素質を高めることができるという。かつての記録を見ると、婦人警察官の採用率が最も高いのは交通部門であったが、近年は巡回や捜査等の部門でも採用が見られる。
日本では近年、家庭内暴力等の事件が急増している。婦人警察官は家庭内暴力の処理に強く、大きな力となる。警察は昨年春より、日本の全国各地で「子ども女性安全対策隊」を結成し、児童虐待や女性等の性犯罪を効果的に抑制している。多くの婦人警察官がこの安全対策隊の中で、女性ならではの強みを活用し調査を展開している。