TBS中日友好ドラマ「強行帰国--忘れ去られた花嫁たち--」、10月放送

TBS中日友好ドラマ「強行帰国--忘れ去られた花嫁たち--」、10月放送。

タグ: 残留孤児,ドラマ

発信時間: 2012-08-31 14:37:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本では「残留孤児」「残留婦人」は特殊な存在だ。日本の敗戦後、中国人の保護の下で成長し、生き延びた。中日両国の苦難の歴史の「生き証人」といえる。中日国交正常化40周年を記念して、TBSは「残留婦人」にスポットを当てた報道ドラマ「強行帰国--忘れ去られた花嫁たち--」を制作した。同ドラマには日本のお年寄りの証言も含まれ、日本人が恩を感じ、中国で養育してもらった礼として、在日華僑・華人に贈る。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。

毎日新聞によると、日中国交正常化40周年記念番組「強行帰国--忘れ去られた花嫁たち--」は10月1日、TBSで放送される。ドラマは第二次大戦前後に「大陸の花嫁」とよばれた日本人女性たちを描く。日本が中国侵略戦争を仕掛けた1930年代、一部の日本人女性は当時の国策の下、中国東北地区、さらに日本「満蒙開拓団」に嫁いだ。日本の敗戦後、「満蒙開拓団」は集団逃亡し、これらの婦人たちが残された。

善良で寛容な中国東北部の人々の保護の下、捨てられた数千人もの「大陸の花嫁」のほとんどは、中国の大地で紆余曲折の悲壮な一生を送った。

藤原康延・プロデューサーは「この番組をきっかけに、さまざまな角度から日中関係を捉え、中国の人々に対する理解を深めていただくことができたら」と述べる。

「残留孤児」の原田静美さんは取材に対し、「敗戦後に逃げた際、非常に多くの日本人女性と子どもが捨てられた。当時の惨状は、経験した人でなければ想像できない。純朴で善良な中国の方々がいなかったら、命がいくつあっても足りなかった。中国の方々の心はあの大きな大陸のごとく、温かく広い。『恩を感じ、皆さんに助けられたように、私たちも在日華僑・華人を助けなければ』という話を帰国後よく日本人にしている」と語った。

「人民網日本語版」2012年8月31日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。