最近、ネットである噂が熱い注目を集めている。情報によると、日本の放射能汚染廃棄物が中国の寧波市鎮海港に到着したという。その金属廃棄物は1127トンもの量でガンマ線数値が中国国家基準値の200%を超過しているというのだ。
これは事実なのか。事実確認のために金属廃棄物輸入業務を専門とする寧波市鎮海の金属工業パークを訪れた。工業パーク内のこれらの貨物を輸入する取引業者である寧波環金再生金属有限公司の担当者に面会することができた。
取材によれば、この業者は中国国家出入境検験疫局から権利を与えられ、日本から中国に輸出されるすべての金属廃棄物は、まず「日中商検」という機構に申請を提出し、検査を通過してからでなければ船積みし輸出することはできない。検疫を担当する「日中商検」はこれらの貨物に「合格証」を発行しているという。