中国で最も有名な日本人コラムニストである加藤嘉一氏の経歴詐称疑惑が日本メディアの報道で明らかになり、世間の注目を集めている。加藤氏は昨日、マイクロブログに謝罪文を掲載し、これまでの「東京大学に合格したが、自ら入学を放棄した」或いは「途中退学した」とする旨の発言は事実ではなく、「自身の稚拙で思慮に欠けた行動、傲慢かつ無知の所為で、皆様に誤解を与えてしまいましたことに、心より深くお詫び申し上げます」と詐称の事実を認めた。
日本の雑誌『週間文春』によると、東大に関する経歴に事実と反することがあった以外にも疑わしい点がある。加藤氏が中国で出版した書籍に書かれている「日本の公費派遣留学生」という内容と、日本で出版した書籍で「自身の留学費用は全て中国教育部が負担している」との記載には矛盾があり、その真意が疑わしいと指摘されている。日本全国柔道大会で4位に入賞したことも嘘であることが判明している。この文武両道の若者と言う加藤氏の中国でのイメージは一気に崩れ、他の経歴まで全てが疑わしくなってしまった。
日前,为国人熟知的旅华日本80后专栏作家加藤嘉一,被日本媒体曝出其履历造假,引发公众关注。加藤本人昨天在个人微博上公开道歉,表示在过去公开、私下各种言论中出现过的“放弃东大”、“考入东大”、“退学东大”的说法一律不属实,“对于因我的幼稚与不成熟,傲慢与无知,而给大家所造成的误解与困惑,在这里,我深表歉意”。
据日本《周刊文春》杂志调查揭示的事实,除了谎称自己考上东大,加藤在中国出版的书籍中写到自己是日本的公费派遣留学生,而在日本的出版物中却介绍自己的留学费用全部由中国教育部负担,说法自相矛盾。甚至曾获日本全国柔道大赛第4名的说法也是子虚乌有。按照中国人的标准,这个德智体全面发展的年轻人,涉及其个人的其他历史,也瞬间变得可疑。