加藤氏をここまで持ち上げたのも中国であり、加藤氏の経歴詐称に気づけなかったのも中国である。つまり、我々が反省すべきは、中国のメディアが、なぜここまで「外国の人」に対し、特別な「信頼感」を持ったのだろうかということである。10月31日、北京大学は「加藤氏は試験に合格して北京大学に正式入学しており、東京大学の合格に関する詐称によって、北京大学の合格と卒業の資格が影響を受けることはない」と発表した。この事件によって、中国人の「広大で寛容な中国」という自国への自負と、「海外の友人」たちに対する一貫した「友好的で寛容な態度」が影響を受けることがないよう望んでいる。また、経歴詐称に対する処理について、中国人と外国人で差別がないよう求める。
考虑到加藤嘉一的成名与被揭露造假,都属同一个舆论与媒体环境,需要反省的反而是:为什么我们的媒体对“外人”格外“信任”,或者加藤与国内媒体的互相“迁就”,其限制和代价各自是什么?10月31日,北京大学表示,加藤嘉一是通过录取考试才获得北大学生资格,加藤是否在东大录取事情上说谎,不影响北大对其录取以及最后的毕业结果。只希望在这件事上,不要因国人对“泱泱大国”的自我定位,或对“国际友人”一贯的“宽容友善”,而在处理名誉欺骗的问题上内外有别。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月4日