民主党政権は12月16日の衆議院総選挙で、3年4ヶ月に渡り維持してきた政権を失う可能性が高い。予想外の出来事が生じない限り、自民党が政権与党に復帰するだろう。
野田首相の1年余りの内政・外交面の取り組みが、日本国民から認められなかったことは明らかだ。20%を割った内閣支持率は、有権者が野田内閣に突きつけた不信任票だ。しかしながら、有権者の野田首相に対する厳しい政治的評価は、未解決の経済問題によるものである。間もなく実施される衆議院総選挙において、自民党の勝利は有権者の信頼を意味するものではない。それは冷戦後に力を失い続ける日本の政治に対する、有権者のやむを得ない選択と言える。日本国民は3年前、長期的に政権与党を維持してきた自民党が「失われた日本」を回復できなかったため、民主党に「変化」を期待した。時代が民主党にチャンスをもたらしたが、民主党は時代からの質問に有力な回答を与えることができなかった。戦後日本の政治・経済体制は、80年代の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を創出したが、冷戦後の世界政治の変動により、日本の保守的な体制の限界が際立った。
日本民主党政权极可能在12月16日的众议院大选后划下句点,结束短暂的3年4个月执政。若未出现意外,自民党将班师回朝。
综观野田首相一年多来在内政、外交上的施政表现,显然未受日本国民肯定,跌破两成的内阁支持率,无疑是选民对野田内阁投下的不信任票。然而,选民对野田首相的严苛政治审判虽来自无解的经济困顿,但在即将到来的众议院大选中,自民党的胜利不代表选民的信任,而是冷战后日本政治渐趋失能下,选民无奈的抉择。三年前,日本人民即因长期执政的自民党对“日本的失落”无能为力,始寄望民主党的“改变”。时代给民主党机会,但民主党显然未有效回答时代的提问,战后的日本政经体制虽创造八十年代“日本第一”的荣景,但冷战后,国际政治板块的变动,却也突出战后日本保守体制的局限性。