野田佳彦首相が16日に衆議院の解散を宣言すると、次期総選挙に向けた戦いの火蓋が切って落とされた。現状を見る限り、民主党が政権を維持し続けることはほぼ不可能だが、自民党が順調に政権与党となる上でも、数多くの不確定要素が存在する。日本の政局の混乱は短期間内に継続され、どの党が与党となろうとも、内政・外交の山のような難題に直面するだろう。
共同通信社は19日、先週末に実施した直近の世論調査の結果を発表した。回答者の比例区投票先は、最大野党の自民党が23%、現在の政権与党の民主党は10.8%のみとなった。合流したばかりの日本維新の会と太陽の党は、7.8%の支持を集めた。「野田首相と安倍総裁のどちらが首相に適しているか」という質問に対して、野田首相の支持率は32.1%に、安倍総裁の支持率は35%に達した。世論調査の結果を見るだけでは、総選挙のすう勢を占うことは困難だ。43%の有権者が、支持政党を決めていないからだ。現時点で判断できるのは、次の2点だ。
大选无法扫清日本政坛乱象
野田佳彦首相16日宣布解散国会之后,日本新一届众议院选战就已经打响。就目前形势来看,民主党保住执政地位几乎无望,但自民党能否顺利夺取政权仍充满不确定因素。短期之内,日本政局的乱象仍将持续,不管哪个党上台,都将面临堆积如山的内政外交难题。
日本共同社19日公布了上周末进行的最新民意调查结果。23%的受访者表示将在比例投票中把票投给最大的在野党——自民党,只有10.8%的受访者愿意把票投给现在执政的民主党。刚刚合并的日本维新会与太阳党获得了7.8%的支持。然而对于“现任首相野田佳彦与自民党总裁安倍晋三谁更适合当首相”的提问,野田和安倍的支持率旗鼓相当,分别为32.1%和35%。单纯从民调结果上很难看出此次日本大选的趋势,因为还有近43%的选民尚未决定支持哪个政党。但目前可以肯定以下两点: