日本ではここ半年、小規模政党の設立が続いている。衆議院解散をうけ、党首のほとんどが11月17日、街頭演説に繰り出した。来月の衆議院選挙に向け自説を主張するためだ。
これについて、中国社会科学院日本研究所の龐中鵬はこう分析する。12月16日の総選挙が終ると、各政党の獲得議席数が決着する。小規模政党でほんのわずかな数議席しか獲得できなければ、すぐに大政党に併合されてしまうだろう。続く半月は、石原、橋下の政党の合併後の動向、小沢一郎の動向に慎重に注目しなければならない。小沢一郎の党派は政権を取ることはないが、これまでの動きから推測するに、この党派は今後、総選挙後に政権を獲得する大政党に接近して入閣しようとするだろう。しかもどの政党も参議院で過半数の議席を得ようとするだろうから、今後日本の政局の混乱はしばらく続くだろう。
このほか、前首相の福田康夫、森喜朗など一部高齢で経験豊富な議員が、年齢や健康などの理由から今回、出馬を辞退しており、高齢議員が辞退したことで、日本の政界の若返りが加速されるというものもいる。第二次大戦後、特に戦後復興期に生まれた世代が議員の中核になることから、今後、日本の内政外交の意思決定に影響すると思われる。
政坛:乱局持续
这半年来,小党纷纷涌现。日本国会众议院解散后,多党派党首11月17日走上街头,为定于下月举行的众院选举宣传各自主张。
对此,庞中鹏认为,一旦12月16日大选结束后,各政党赢得的议席数就会尘埃落定。某些小党,如果仅仅获得了屈指可数的几个议席,那么很容易就会被其他大党吞并。接下来的半个月里,要密切关注石原与桥下彻的政党合并后的动向,以及小泽一郎的动向。虽然小泽一郎的政党肯定不会赢得政权,但凭其过去所做所为可以窥测出,该党今后很有可能会向大选后的获得政权的大党靠拢,以跻身内阁。而由于所有政党在参院均为获得超过半数的席位,所以今后日本政坛乱局将持续下去。
此外,包括前首相福田康夫、森喜朗等一些高龄的资深议员纷纷以年龄和身体为由退出大选。分析师表示,高龄议员的退出有助于增强日本政坛年轻化趋势。第二次世界大战结束后、尤其是日本战后复兴时出生的议员成为主角,可能影响今后日本内政外交决策思路。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月19日