日本の財務省が21日発表した10月の貿易統計速報によると、貿易収支は5490億円の赤字だった。赤字額は10月としては過去最大で、4カ月連続の赤字となった。輸出減少の主な原因は中国向けの自動車輸出が前年比で82%減と大きく落ち込んだため。日本貿易会のの槍田松瑩会長は、日本の貿易赤字は構造的問題で解消は難しいとし、日中関係の緊張で輸出が減少していることから、「赤字の流れが定着しそうだ」と懸念を示す。
典型的な外向型貿易大国が一旦輸出不振に陥れば経済は低迷し、経済の低迷で雇用情勢が厳しくなる。厚生労働省は21日、全国で生活保護を受けている人が8月時点で213万人に上り、4カ月連続で過去最多を更新したと発表した。受給世帯数は155万世帯で、こちらも過去最多を更新した。
日本経済は近年低迷状態にあり、「失われた10年」、「失われた20年」から「失われた30年」への突入を懸念する声が高まっている。そのため経済再生は政府の主要課題といえる。
日本财务省11月21日发布的10月份贸易统计初值显示,贸易逆差额为5490亿日元,刷新了历年来10月份数据的最差纪录,这也是日本连续4个月出现贸易逆差。据财务省统计数据,出口减少的主要原因是对华汽车出口同比减少82%。日本贸易会会长枪田松莹表示,日本的贸易逆差“是结构性问题,难以消除”,日中关系紧张造成出口下降,贸易的逆差趋势可能不会改变。
作为典型的外向型贸易大国,一旦出口不振就会导致经济低迷,经济低迷就会造成就业形势严峻。日本厚生劳动省21日也宣布,全国领取最低生活保障的总人数继8月份之后连续4个月创新高,已达213万人,低保户总数高达155万户,同创历史新高。
日本经济近年来一直处于低迷状态,很多日本人担心日本会由“失去的10年”、“失去的20年”变为“失去的30年”。因此,提振日本经济也成为历任政府的首要任务。