それから、中国は正確な戦略を練るべきだ。中国海監は釣魚島に対して、海と空の巡回を常態化させているが、これは苦労の末に得られた成果だ。中日の釣魚島問題を巡る対立において、両国が譲歩することはありえない。釣魚島問題について、中国にはすでに退路を断たれたと言える。中国は日米に何かを期待してはならず、日本に対して全面的な反撃の準備を整えるべきだ。同時に中国は安倍政権の新たな動きに対して警戒を強めるべきだ。日本が前進するたびに、中国が釣魚島に侵入するチャンスが生まれる。中国は積極的にチャンスをつかみ、両国の対立の中で徐々に主導権を握り、最終的に完全な支配を実現しなければならない。
最後に、中国は国家海洋戦略の策定に取り組むべきだ。(梁芳:国防大学戦略部教授)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月8日